ほぼ50年前、日中国交正常化ができて、ほぼ40年前に、日中平和友好条約が締結されて、その後、中国の40年の高度経済成長期に日本の姿がずっとありました。このタイトルを理解するために、この40年間、日本企業と中国経済発展の歴史を少しおさらいしないといけないです。

おさらい

2001年、中国がWTOに加盟した時点を区切りにして、その前は日本政府のODA援助、その後は日本民間企業の中国進出がそれぞれ主役になっていました。WTOに加盟してから、ただ10年間で、中国が名実共に「世界の工場」となりました。日本の製造業、卸売業,小売業、不動産業の大手企業から中小企業まで中国の成長と共に成功を満喫しました。

さらに2010年の年末を区切りにして、中国は日本が42年間保持したGDP世界2位の座を奪いました。その後、中国に進出した日系企業の成功体験があまり聞こえないです。

時は2019年になりました。中米貿易大戦がすでに2年以上続いています。日本のインバウンド政策が大成功を収めて、流行語に「爆買い」を残して、中国の国内市場で育てたIT企業はどんでもない規模になりました。アジア時価総額1位のテンセント、2位のアリババが現在独走している状態が続きます。

見えるか?このパラダイムシフト

簡単なおさらいの裏に、一つ大きなパラダイムシフトが隠れています。

5年連続国内個人消費額が増加、2018年中国国内個人消費額がGDPの40%を超えました。(対照的に、2018年日本個人消費額は約GDPの60%、米国は約70%)

さらに東南アジアで中国投資が近年年々増えているJETRO資料も同じ傾向を示しています。

つまり、中国が「世界の工場」から「消費大国」へシフトしています

このパラダイムシフトに気づいていない人がまだまだ多すぎです。

中国が世界の工場として、依然過剰投資と過剰生産が溢れていますが、個人消費に向いている日系企業、トヨタ・本田・日産・ユニクロなど、中国で工場を構えていて、中国国内の販売を行なっている企業は大きな心配なし、晴れています。

中国の巨大市場の威力に関して、一番わかりやすい指標はアリババの独身の日の単日売上でしょう。

<アリババ2018年独身の日、単日GMVが3兆円を超えた>

<ゲーム<王者栄耀>、毎月の課金額が推定300億円以上>

それに羨ましくて、近年中国に進出して、あの巨大市場をチャンレンジしてみたい企業は山ほどあります、短期的に売上を上げれた企業もありますが、継続的に成功を抑えている日系企業がほとんどないです。先輩の製造業の日系企業の方がはるかに成功しています。

ゲーム系の企業は全員中国で失敗しています。広告系の企業は多少先輩企業の広告予算で生きています。サービス系とSaaSは皆無です。

なぜならば、中国のマーケットを勝ち取るのは至難のタスクです。IT産業の企業に対して、難易度の次元が更に一つ上です。

なぜそんなに難しいなの?

中国市場を取るため一番重要な理解

先輩製造業の日系企業の成功とIT産業の日系企業の失敗、実は一つ同じ原因で解釈できます。

中国はとにかく実力で勝負している国だ。
—— by Tonny Xu

つまり、失敗していることは中国の同様な企業様と比べたら、まだ弱いという結論です。実力が足りていないという結論です。

この理由に納得できない企業様は結構いるんでしょう?

「実力」の理解を深めよう

中国社会は極めて実力社会です。その極限を具現化するために、私が2011年ぐらいから周りの友人に伝えている言葉があります:

中国はジャングル社会だ。
——— by Tonny Xu

ジャングル社会で生き残るために、一番必要なのは綺麗な羽毛ではなくて、一番必要なのは実力です。

ビジネスの言葉に翻訳すると、

実力=金?違います。お金は必要不可欠な一つの力です、=ではないです。
実力=良い製品?違います。いい商品、いいサービスも必要不可欠な要素です。
実力=人材?違います。人材も必要不可欠な一つ要素です。

であれば、我が社が金、製品、人材全部揃えていますが、もう勝負できるんでしょうか?違います。さあ、一体実力=?

私が言っているのは絶対的な実力です。他社さんを圧倒する力です。分野によって全然異なります。非常にシンプルな例にすると、UFCで優勝するために絶対的な実力が不可欠です

先輩の製造業の企業は意外と絶対的な実力を持っています。それは積み重ねということです。中国の製造業の企業が意外と忍耐力が弱いです。積み重ねてきたノウハウが企業秘密になって、なかなか超えられない絶対的な実力になっています。(近年賃金上昇と知財盗難問題で、撤退に迫られている問題もありますが、後数年間はまだ大丈夫でしょう)

ぶっちゃけ、日本のIT産業の実力はどう?

IT産業はそもそも日本の弱い業界です。日中米三カ国の中に、日本が一番弱いです。

一番技術、資金、人材が揃えているアメリカは、本来世界を10年以上先に行っています。虎視眈々の中国がC2C(Copy 2 China)から、世界一番豊富且つ合格な開発エンジニアを抱えて、アメリカと日本の資本を手にして、あっという間に世界をリードし始めています。

お金と言えば、この数年間、単なるVCの数とお金はすでにはるかに日本を超えて、アメリカと匹敵できるぐらいまで成長してきました。アリババのような超絶ホームランはもう撃てられないです。(SVFは別次元にしよう)

製品と技術と言えば、近年急激に世界をリードしているアメリカと匹敵できるようになりました。日本のIT産業から中国に何か輸出できるものはもはやないです。

人材と言えば、中国の学校から育てた大量合格なSTEM人材が日本を圧倒しています。個別分野ではすでにアメリカを凌いでいます。

さらに、世界で類を見ないほどいっぱいデータを集められるので、中国のAIとBigData周りの競争力が間違いなく世界一です。

もはや、日本のIT産業が絶対的な実力を手に入れられない状態でしょうか?
残念ながら、いくつかの改善をしない限り、無理だと思います。

何をどうすればいい?

1. 教育。STEM人材の育成に注力する。ぶっちゃけ、「情報工学」という言葉を廃止して、米国の「Computer Science」という言葉に統一することから始めて欲しいです。

2. 教育。英語をさらに重視する。ぶっちゃけ、全国の標準語を英語と日本語にして欲しいです。

3. 教育。好奇心とチャンレンジ精神を最重視にする。ぶっちゃけ、年金のようなチャレンジ基金を作って欲しいです。3歳児から適用できようにして欲しいです。

これだけで中国と比べて、絶対的な実力を得られますか?違います。中国で絶対的な実力を得るために、さらに

A. 中国語を勉強する
B. 中国の歴史と文化を勉強する
C. Tonny(@tonnyxu)をフォローする。ぶっちゃけ、僕は平凡な人間ですが、三ヶ国の言語をしゃべれて、中国の事情も多少分かっていて、少しは力になれると思います。

製造業の先輩たちはすでにこの大きなパラダイムシフトを感じて、中国のみではなくて、全世界を見て、絶対的な実力を持ってても、さらに産業の上流をしっかり握っています。

日本のIT産業は人材、金、技術共に産業の上流を握っていないです。それこそ、我々には使命があります