なぜSketchがMac AppStoreから撤退?

僕はSketchのユーザです。Mac AppStoreから購入しました。最近全然使っていないのですが、今日は久しぶりに開いたら、Mac AppStoreから撤退した提示がありました。

「なぜなんだろうね?」という質問は一瞬出てきて、でも1秒後にわかりました。Sketchの公式Blogページには長い理由を書いたが、一番重要なのはこれでしょう:

there are technical limitations imposed by the Mac App Store guidelines (sandboxing and so on) that limit some of the features we want to bring to Sketch, and upgrade pricing remains unavailable.

本音をズバリ言うと、「バージョンアップの料金を徴収できない」のでしょう。Sandboxの制限などは大した問題ではないのですが、バージョンアップの料金徴収できないのは会社として致命的な問題ですね。すなわち、存続する体力がなくなるのです。永遠に新規ユーザーの獲得に努力しないといけないのです。

私はこれがMac AppStore設計上の問題だと思います

AdobeとMicrosoftのように月額制を導入できない限り、優秀なアプリは次々とMac AppStoreから離脱するでしょうね。Gameは違います、アプリ内のアイテム課金ができるので、影響はない、むしろそのままのほうがいいでしょう。

普通のアプリは1度だけの課金で、永遠にサポートするのは無理です

この問題はAppleも十分存じていると思います。残りの問題はいつどうやって改善してくれるのか!iOSのAppStoreも同じですね。

方法として2つあるんでしょう

  1. 一般アプリの月額制を提供する
  2. バージョンアップ料金を提供する

いずれも技術的に大した問題では無いです。問題はビジネス側にあります。さらに言えば、Apple社の価値観に関わっています。なぜなら、このような強力な課金体系を作ったら、悪用される恐れがあります。Appleはプラットフォームの提供者として、そのリスクを考えないといけないのです。

僕の予想は近々(2016年内?)対策が打たれるんでしょうかね?iOSとMacのアプリはすでに飽和しているので、既存の開発者が続けて良いアプリを提供し続ける(飯を食っていける)ために、何らかの形で改善しないといけないのでしょう。